みずほ銀行(みずほFG)からソフトバンク社への融資は、刑事責任を問われるか?



 株主から「みずほFG」への手紙


100–8176 東京都千代田区大手町1–5–5(大手町タワー)
代表者   取締役頭取 藤原 弘治(ふじわら こうじ)さま
電話:03–3214–1111(代表)


差出人
大阪府大阪市大正区(略)

謹啓
 みずほ銀行株主である●●(よみかた)です。
 みずほ銀行の経営に関して提言をさせていただきたく、お手紙をさせていただきました。

 現在、みずほ銀行は、自己資本比率が極度に低い「ソフトバンク」社に巨額の融資をしており、いずれ当該不良債権が貸し倒れになる蓋然性が高いことから、みずほ銀行の経営不安が多くの識者によって指摘されています。
 
 ソフトバンクG、みずほなど大手銀と2000億-3000億円融資協議
 ソフトバンクが投資していたWeWorkなる法人の決算不正が明らかになったにもかかわらず、みずほ銀行が損失補填的な融資を行うことを報じるブルームバーグ誌

 企業倫理の観点から三菱UFJはソフトバンクへの融資を断っています
 「MUFG、WeWork関連でソフトバンクGへの融資断る」

 ソフトバンクへの債権が貸し倒れになった場合は、融資をすると判断した経営陣が乱脈融資として、融資判断を問われることになるのは明らかです
 実際に、不動産価格が高騰していた時代に融資を許可した人物(銀行管理職・役員)が刑事訴追を検察から受け有罪判決を受けています。
 当該融資(ソフトバンクへの融資)は役員が融資判断に関与していると推認されるので、役員の刑事責任も、上記の不動産融資許可に関する刑事有罪判決から判断できます。

 検察官に融資判断の正当性を説明しても、結果(債権回収不能になったか否か)が問題であり、結果責任は免れることはできません。

 したがい融資してしまった以上は、現在ソフトバンクが有している資産から弁済を得る代物弁済が安全であると思います。(そもそもソフトバンクが債務を返済する可能性がないと当方が考えるので。もちろん返す意図がないと言って借りる債務者はいまぜんが。)

 iPhoneandroidなどのスマートドンにはARM社が設計したCPUが搭載されており、スマートフォンのCPUが売れるごとにARM社に権利収入が発生する仕組みになっています。
 ソフトバンク社は。3・3兆円でARM株式を購入しましたが、市場価格に43%のプレミア価格を乗せた割高な銀額で購入しています。

 
 (引用開始)
今回ソフトバンクが発表したARMの買収金額は、約3.3兆円(約240億ポンド)と非常に巨額になっており、それが話題を呼んだ。この約3.3兆円の根拠は、買収発表前のARMの株価に対して約43%のプレミアムを乗せた金額となっており、ARMの株主に対してもメリットのある額とされている。
 このため、ソフトバンクは高値を掴まされたのではないか、そういう批判も早速あがっている。
 (引用終了)
 
参考:英国ARM社本社
 Arm Offices
Global Headquarters
110 Fulbourn Road
Cambridge, UK
CB1 9NJ
Tel: +44 (1223) 400 400 [main reception]
Fax: +44 (1223) 400 410

米国支社
North American Headquarters
150 Rose Orchard Way
San Jose, CA 95134-1358
Tel: +1 (408) 576 1500
Fax: +1 (408) 576 1501

乱脈融資に刑事責任が発生するのはバブル崩壊後だけではありません

最近の事例
三井住友銀行「高円寺支店」の乱脈融資を金融庁がマーク
 乱脈融資と不正融資の境界は判断しにくいですが、自己資本比率が極度に低いソフトバンクにこのような巨額の融資決定が行われた背景には、ソフトバンクに「Twinアクセス」などといったATM通信などの仕事を発注するなど蜜月な関係があることも関係あると思います。
 しかし、そういった蜜月な関係があるからこそ、不正融資が発生したとのちに判断される可能性は高いです。
 (不動産への不正融資も、業者と密接な関係があることから発生することがあります)
 
 バブル当時は不動産は有望な担保であったので融資への判断は一定の合理性があったと判断することができます。しかし三菱UFJなど他行がソフトバンクへの融資を拒否している中で(しかもソフトバンクWeWork社の不正が発覚した中で)みずほ銀行がソフトバンクへの融資を決断したのは刑法上危険であると思いますし、ソフトバンクへの債権は国際的に知名度が高い(日系のどの半導体企業よりも知名度が高い)ARM社の株式を1株当たり資産価格相当で代物弁済として受け取るなどして、回収することは可能なのは明らかです。(日本国内の半導体会社にARM社について尋ねてみてください。ソフトバンクよりはるかに信頼できる会社であることがわかります。どの日系半導体企業より有名です。)

 <融資先の倒産予見可能性について>
 「ソフトバンク 倒産」でグーグル検索すると現時点でも多くの記事が発見されることから、「当時(融資決定がなされた2019年当時)は倒産が予見できたのに融資を判断した」として、のちに検察が刑事責任を問うことは法理論的に可能であると思います

 当該お手紙は、金融庁へも(乱脈融資に対する行政指導の必要性を指摘する文書として)提出する予定であり、当該ブログ記事に追加情報を記載して投資家(みずほFG株主はじめ)に警鐘をならすことも視野に考えています。

 ソフトバンク社への融資金額を明らかにした回答を書面でお願いします。
 また、ソフトバンク社が保有する資産(ARM社株式など)でもって、現在の債権を回収するなどして、(バブル終了後に多数起こった刑事裁判での)当該不良債権の貸し倒れによる当時の役員の刑事責任追及などを避けるよう、コンプライアンス(法令順守)にしたがった経営を行うよう、強く要請します。



謹白


下記はソフトバンクに倒産の蓋然性が高いということを示す合理的根拠です

参考資料
動画1


 動画2
  ソフトバンク決算報告。赤字からの復活なるか?倒産破綻問題、2020年2月12日、2020年3月期 第3四半期。
オリーブの木 代表黒川あつひこ チャンネル•
6万 回視聴 1 週間前


 (漫画)ソフトバンク7000億円の赤字で倒産の危機?WeWork問題トランプ大統領のソフトバンク包囲網説とは?(マンガで分かる)
アシタノワダイ
79万 回視聴 2 か月前

 【金融危機2020】負債XX兆円、ソフトバンク倒産?復活?株価動向を徹底予想します5,196 回視聴•2020/02/01

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上記のタグは
https://www.youtube.com/watch?v=BpHq0EXntmE
を埋め込むためのもの


上記は
ソフトバンクに倒産の蓋然性が高いということを示す合理的根拠です

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